sony mocopi

関連記事

SONY Mocopiで誰でも3D Vtuber

誰でも簡単フルトラッキングモーションキャプチャーMocopi

Mocopi

SONYより2023年に発売されたモーションキャプチャーデバイスMocopi。

今まで3D配信をしよと思ったらモーションキャプチャースタジオを借りなくてはならず

最低でも1時間当たり最低でも5~6万円くらいから。

高度な機器や広さ機材のレンタル費用などを入れると簡単に10万円を超えてしまいます。

現段階では100%スタジオと同じようにといかないですが

かなり近いことがSONYのMocopiでできちゃいます。

そしてSONYのMocopiはスマホでモーションキャプチャーができるので

外での使用ももちろん可能。

そんな誰でも手軽にVtuber気分を味わえるSONYのMocopiを解説したいと思います。

SONYが作ったMocopi

Mocopi本体

誰でも簡単に3Dアバターで遊べるMocopi

価格:¥49500

発売:2023年1月下旬

参考データ

センサー8g/個 センサー数6個

2.4GHz帯 Bluetooth 5.2

1920x1080

6つのセンサーでフルボディトラッキングができる!

モーションキャプチャー

普通の服装でも読み込めるセンサーで今までのようなマーカーがたくさんついている黒い服を着る必要なし。

スタジオ不要なので外での撮影も簡単お手軽。

独自アバター(立ち絵)を持っていない人でもデフォルトでアバターが入っているのですぐに遊べる。

今までのモーションキャプチャーはこんな感じのカメラがたくさんあるスタジオで

センサーに動きを読み込ませるためにマーカー付の専用の服が必要でした。

SNSでMocopiを楽しむならスマホ1台OK!

インスタグラムにもTik Tokでもアバターが簡単に使えちゃいます。

筆者は以前にVtube Studioを使っていたので

それを考えるとかなり手軽に使えるツールだと思います。

設定も簡単なMocopi

Mocopiの使い方は簡単。

スマホアプリをダウンロード

一部Androidスマホ、Iphone12以降

(これらの機種ないと使用不可ではありません。「動作確認が取れている機種」)

体に付けたセンサーをアプリで読み込ませるだけ。(ペアリング)

参考画像ではありますが上記のようにスマホから

「ステップバイステップ」で順番に「次へ」でモーションキャプチャーができます。

すごい!

今までの2DのVtuberのシステム

今まではVtuberになろうと思っても大手tuber事務所でない限りは

自分で

アバターの立ち絵を発注して

3Dモデリングしてもらって

Vtube Studioを起動してOBSと接続させ配信。

そして何よりPCでこれをするにはソコソコなスペックのPCが必要でした。

これは結構面倒な作業でしたし

OBSなども上手く動いてくれない時などはカメラやマイクの設定などがおかしいと

動作してくれず慣れるまで苦労したものです。

そしてこれらをMacで使っていたので音声の設定なども結構苦労しました。

これからは

手軽にモーションキャプチャーが簡単に楽しめるMocopiは

スマホアプリの「SNOW」を使う感覚で自在に動くアバターっでの投稿もは

流行ること間違いなし!

簡単に使えるだけでなく応用もOK

「スマホで簡単に3Dモーションキャプチャー」というのが売りではありますが

実際は細かな設定が結構できますので

それなりにカスタマイズも可能です。

実際Mocopi開発者向けのページには

・人の動きによって生じる加速度や角速度をセンサーで検知することで、3次元の位置・姿勢が計算されます。

・AIを利用して人の様々な動作を予め学習させておくことで、センサーを装着していない肘や膝などの中間関節を含めた全身の推定を実現しています。

・SONY独自AIが間接の位置や実際の動きを推定(予想して)人間の動きを補正。(簡単に言うと)

・ユーティリティ用のSDKやプラグインもβ版ですが入手できます。

これからのMocopiアップデートに注目

すでに大手Vtuberがテスト的に配信に使用しています。

正直まだ配信には向いていない部分もあると思います。

でも発売されてすぐの状態でこのクオリティはすごいと思います。

すでに「使えない」という人もいるようですが私は「使えない」とは思いません。

発売されて早くも人気なMocopi。

いろんな使い方をするユーザーがいろいろなバグなどがたくさん報告されれることでしょう。

そうなれば当然アプリやファームウェアのアップデートもありいろいろ改善するでしょう。

そしてどんどん性能が良くなり機器自体もバージョンアップすることでしょう。

これからのVRに向けてSONYの本気

一時は「日本のメディアに関する技術は終わりを迎えた」とも言われ

他国の機器に負けている感じがあったSONY。確かに一般の人が目にする家庭で使う電気製品としては

見かける機会は少なくなったかもしれません。

でも実はここ数年CMOSセンサーという分野で世界でもトップを争っている技術のSONY。

ドライブレコーダーや車についている「ぶつからないためのセンサー」

あの分野でもSONYはかなり注目されています。

もちろんプレステなども有名で人気があり健在ではありますがこれからのソニーは

センサーなどの分野でも世界で最高の日本人にしか作れない

最高の技術をたくさん見せてくれると信じています。

Mocopiの話のオマケ

Mocopiに実装されているアバターのレイノスちゃん。

気が付いている方も多いと思いますがこいうった

SONYさんの遊び心が垣間見えます。

RAYNOS (レイノス)

後ろから読むと

SONYAR = SONY AR

SONY はわかりますよね。ソニー株式会社

AR は Augmented Reality(拡張現実) と言います。

それをアバターの名前として付けているのは

これからSONYがバーチャルワールドに向けて本気が伝わります。

これからのMocopiの更なる進化から目が離せませんね。

-関連記事