グリーンカード

日本人のアメリカ永住権事情(グリーンカード)

アメリカで永住している日本人の男女比

統計ではアメリカ在住の日本人は約40万人とも言われています。

これは学生などの一時滞在は除き実際に永住権やビザで仕事して生活している人です。

男女比率は4:6

となっています。

女性は結婚という手段で永住権を取得するのが非常に多いです。

一方男性は結婚で永住する人もゼロではありませんが女性のそれより圧倒的に少ないということを

実際アメリカに住んで気が付きました。

したがってアメリカにいる日本人の男女比率は女性が多いということになります。

目次

アメリカ移住を諦めて帰国するケースもかなり多い

アメリカで仕事を得る

結婚での永住権取得

離婚した場合の永住権の扱い

・ちなみに子供がいて離婚した場合

現地で様々な情報を得ること

アメリカに留学する場合の話

筆者のビザ履歴

アメリカ移住を諦めて帰国するケースもかなり多い

アメリカへの移住を目標に多くの日本人が挑戦しに渡米します。

ですが来る人も多ければ志半ばで諦めて帰る人も相当数います。

正直私も何度諦めて帰ろうかと思いました。

私が聞く日本へ帰国する理由

■アメリカの生活に馴染めない

これは言語の問題や文化の違いに疲れてしまった人。

■日本人オーナーの元でスポンサーになってもらったが生活が厳しい。

これは私も経験しました。ビザ、永住権のスポンサーになってもらえる代わりに不当に扱われても文句が言えない。
そして給料や待遇もひどく耐えられずに帰国。正直同胞が一番怖い。ビザ奴隷。

■ビザの更新に疲れてしまった人

ビザの種類によっては数年ごとに高額な費用を払い更新することに疲れた人。
学生ビザで来てその後様々なビザに変更する場合がありますがいつまで経っても「ビザ」で費用的にも精神的にも疲れてしまう。

アメリカで仕事を得る

移住の後も生活するには収入が当然必要です。

仕事探しは

日本語しか話せない

英語が話せる

この違いは大きいです。

日本語しか話せない場合はアメリカでの人口割合が少ない日本人の雇い主のところを探すことになります。

英語が話せればそれが大きく広がり選択肢が増える為です。

 

 

最終的に永住権を得てアメリカに移住するまでのよく聞くパターン

●学生として渡米

↓ ↓ ↓

●アメリカでは学生ビザは働くことはできませんが(みんな何かしらの仕事を得ています)

↓ ↓ ↓

●その職場で頑張ってビザや永住権のスポンサーなどになってもらうことが多いようです。

この時点で意地悪な雇い主だと最初に述べたようにいわゆる

ビザ奴隷になってしまいます。

 

これを取得するためにみんな努力しています。

こういったケースも

●語学学校ではなく大学に入り勉強します。

↓ ↓ ↓

●アメリカで大学を卒業すると「OPT」という権利が得られます。

↓ ↓ ↓

●これで1年間日本企業に限らずいわゆるインターンとして仕事をすることが可能

↓ ↓ ↓

●その企業がアメリカの企業だった場合はその間に別のビザ「H1-B」を取得がよくありますが通常3年のビザ

上記の例はすごく簡単に書きましたが実際いろいろ複雑ではあります。

 

ちなみに他国の留学学生でも中には
住む場所も、仕事も、学校も決まっていない、所持金$1000という友達もいました。
日本人ならこういったことはしないと思いますが彼らは「なんとかなるでしょ」で来て
実際なんとかなっていて永住権を取った知人も結構います。

 

結婚での永住権取得

日本人女性は結婚してアメリカ永住権(グリーンカード)を取得するケースは非常に多いです。

しかしそもそもアメリカの離婚率も非常に高い。ましてや国際結婚となるとかなり高い離婚率になります。

私の調べたところによると地域差もありますが約70%(5年以内)の割合で離婚しています。

 

 

離婚した場合の永住権の扱い

通常日本人がアメリカ人と結婚した場合は日本人に2年間の永住権が取得できます。

ですがその2年の間に離婚する割合も結構多く

私の周りでも2年を待たずに離婚というカップルは多くいます。

そして最初の2年で離婚した場合日本人女性の方は何かしらのビザを持たないとアメリカに住むことはできなくなります。

したがって最初の2年は離婚したくても我慢みたいな風潮があるようです。

ちなみに子供がいて離婚した場合

2年を過ぎて10年の永住権を得ることももちろん普通にあります。

しかし小さな子供がいる場合で離婚となると日本人妻側は大変です

 

アメリカと日本は「ハーグ条約」というものが結ばれています。

離婚後、母親側(日本人)が子供を連れて日本に一時帰国したくても元旦那が「OK」を出したことを裁判所に証明しないと子供は国外に連れ出せません。

これは子供が18歳になるまでは親の管理下にあり離婚した場合一方が勝手にアメリカ国外に子供を連れ出してしまうと

誘拐となってしまうため子供を連れて日本には簡単には帰れません。

 

参考リンク:

実子連れ去りでフランス当局が日本人女性に逮捕状

アメリカに来て何十人も日本人のシングルマザーと接したことがありますが

収入や子育て。言葉が満足に通じない日本人妻の場合は相当大変そうです。

 

ですからアメリカで国際結婚をする日本人女性も相当数いますが実際は離婚してしまう夫婦もかなり存在します。

 

だから「アメリカ人と結婚してアメリカに住む」は簡単ではありません。

現地で様々な情報を得ること

アメリカのビザや永住権に関してはネット上でいろいろな情報が見ることができます。

でも実際にアメリカに行くとネットの情報以外のケースでもビザや永住権を取得している人は多いです。

アメリカは世界中から留学生が来ます。

語学学校に行くとわかりますが

本来働いてはいけない留学生もほぼ100%学生でも何らかの収入源を得ています。

そういった収入を得る情報などは現地に行かないとわからないです。

当然違法になりますが収入減がなければ学生も継続するのが難しいのがアメリカです。

 

ですから自分がどういった方法でアメリカに滞在できるか?

どの方法なら永住権やビザが可能か?など知ることができます。

とにかく何度も言いますが

1週間でもいいので現地で移住する目的で渡米するのがよいでしょう。

アメリカに留学する場合の話

■■アメリカにとりあえず比較的早く合法的に行く方法はやはり留学生■■

 

語学学校費用 (ESL)

$400前後/月くらいからあります。

ビジネススクールやコミュニティカレッジという種類の学校

これらは入学時に語学のテストがある場合があります。4年生がほとんどかと思います。(この学費も$400くらいからあります)

 

ポイント:アメリカの学校は普通に大人もいますし、年配の方も見かけます。アメリカでは留学、勉強するのに年齢は一切関係ありません。

 

※ここでは一般的なアメリカの有名大学の説明者省きます

 

■■そして住まいは当然ですが必須■■

基本的に最初はみんなシェアハウス。

LAの場合場所にもよりますがおおよそ$600~$800/月かと思います。

日本人ばっかりのシェアハウスもたくさんありますが早く英語環境に慣れたいなら他国の人とのシャアハウスがおすすめ。

 

筆者のビザ履歴

①渡米時ビザ:下見の際に就労先スポンサーを見つけ就労ビザ。
契約と異なる就労条件でビザ奴隷。収入がなく就労先を辞職 
ビザ取得費用$7500 

②一時的なビザ:就労先を辞めて60日以内にアメリカを出ないと違法になってしまうために観光ビザ(ESTAではない)で6か月滞在
ビザ取得費用$1000

③学生ビザ:観光ビザで合法的に滞在中にスキルアップのために語学学校。
「学生ビザ」と記載しましたが正しくは「学生ステータス」(通称I-20キープ)(アメリカ国外に出たら戻れない)
ビザ取得費用$2000

※学生ビザで語学学校は基本長くは通えません。理由:「そんなに長く語学学校に行かないと英語を話せないのか?」とうことで後々怪しまれるビザや永住権取得の際のデメリットとなるために一応「大学」と呼ばれるビジネススクールへ。

④スポンサーベースの就労ビザ:コロナがあり移民局の仕事が遅れ本来「3年待ち」でしたが「6年待ち」に。
その間、弁護士逃亡。取得できず。
ビザ取得費用$6000

⑤毎年応募していた永住権の抽選に当選
取得費用$3000+

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